家づくり/木目の種類・板目と柾目のバランス どう取り入れる?
家づくりで特に興味深かったのが、木目の種類。
木の種類は山ほどあり、木目、色、硬さ。。。それぞれに特性がある、
それは知っていた。だけど、同じ木で切り取り方によって、木目の出方が違い、
それに「板目」「柾目」と呼び名があることは知らなかった。
木が好きなので、木をたくさん取り入れたい。
打ち合わせが進んでいくと、壁はどうするか?家具、建具はどうするか?
そんな詰めた話になってくる。そこで出てきたのが、板目と柾目。
板目は、木の中心を通らない、外側あたりを切ったもの。木の模様を強く感じます。(↑カウンター)
柾目は、木の中心部を切ったもの。木目は平行に均等に。すっきりとした印象。(↑吊り棚)
楢(ナラ)が好きなので、木の種類は楢に即決でした。
さてさて。どうしましょうか。板目と柾目で印象がかなり違ってくる。
柾目が好きだけど、くどくなりそう。でも板目だとすっきりし過ぎだし。
設計士さんにアドバイスをいただきながら出たこたえが、
大きな面は、柾目に。小さな面は、板目に。
一部、壁も木にという話も出たのですが、家具、建具のみにしました。
キッチンの棚。背が高くいやでも視界に入ってくる。
すっきり、柾目で◯!
キッチン脇のクローゼット。
こちらもキッチン棚と同じく、すっきり柾目で◯!
戸枠は、板目。
ダイニング脇の造作家具は、板目で◯!
3.7mのテレビ台の引き戸は、板目。木目が横に流れるように作っていただきました。
板目で◯!床板はタモ。
玄関の下駄箱は、板目で◯!
木とオガファーザーの白い壁、そして板目と柾目のバランスが絶妙な(自己満バンザイ!)
すっきりしながらも木の個性を感じる内装になりました。